定期通販・ECマーケティング用語集

名寄せ

名寄せとは、複数のデータベースの中から同じ人物や企業のデータをひとつに統合する作業。統合の基準としては、対象顧客のメールアドレス・名前・住所・電話番号などのデータが一致する顧客を同一顧客として処理すること。
 
名寄せをしっかりとおこなわないと、営業活動や顧客とのコミュニケーションで重複した連絡などが発生して業務に支障が出る恐れがあります。
 
※よくある失敗例
・解約済みの会員へメールマガジンやDMを何度も送り続けてしまう
・以前にアポイントを得て訪問済みの顧客へ、別の営業担当が再度新規のアプローチをしてしまう。
 
上記のような無駄な営業コストを減らすためにも名寄せをすることが必要です。そこで顧客情報の電話番号・氏名・住所などから名寄せをしてデータベースにある重複したデータをまとめることで、同じユーザーや企業への重複したアプローチを防ぐことが可能です。
 

名寄せの手順

一般的な名寄せのやり方としては、以下の4つの流れになります。
 
・必要な顧客データの調査
現在のデータの入力方法などを調べてどのようにデータをまとめるか考えます。
 
・顧客データの抽出
対象となる顧客データをすべて洗い出して抽出をおこないます。複数のデータをまとめる場合には、住所・氏名・電話番号などのデータがおかしく混ざらないように注意します。
 
・顧客データのクリーニング
重複するデータのチェックをおこない、表記ゆれや表記上の間違いを修正してデータを統一させていきます。英語の企業名のカタカナ表記・英語表記のゆれや、住所の数字の半角・全角などデータの不具合を統一させていきます。
 
・同一顧客データには同じIDを付与してマッチングさせる
データの整形後に同じ顧客と判明したデータに同一IDを付与してひとつにまとめていきます。最後にすべてのデータのチェックをおこない重複したデータがないか確認しておきましょう。

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