2020.07.22

DMでもOne to Oneのおもてなし!MOTENASUの「読取表示システム」が特許を取得!

ASPのECプラットフォームをはじめ、ECビジネスの総合支援サービスを提供する株式会社FID(本社:東京都新宿区、代表取締役:和田聖翔、以下FID)は、“おもてなし”の心遣いを取り入れたCRM/MAツール「MOTENASU(モテナス)」搭載の「配布物発注システム(特許第6186391号)」に続き、「読取表示システム」についても特許を取得しました(特許第6677411号)。

 

■特許開発の背景

インターネットやスマートフォンの普及にともない、従来のようなマスマーケティングだけで訴求力を高めることが難しくなっています。CRM/MA(マーケティングオートメーション)システムを使用したOne to Oneマーケティングも、メールだけでなく、LINEやSMS、ソーシャルメディアとの連携など、時代のニーズに合わせ、最適な訴求をしていくことが不可欠となりました。

 

郵送によるDM(ダイレクトメール)はそんな中でも未だ効果的なコミュニケーションツールのひとつです。ただ、DMもまた顧客の属性やステータスを基に、顧客1人ひとりに合わせた内容を適切なタイミングで送付した方が効果的ですが、これまでは制作&印刷コストの面から「リストに対し同じ内容のDMを一斉に配布」というのが基本でした。さらに、企業のご担当者が顧客ごとの属性を管理しつつ、予め定めたシナリオに従って適切な内容のDMをベストなタイミングで配布しようとすると、気の遠くなるような作業とコストがかかってしまいます。

 

そこで、日本で初めて、DMによるOne to Oneマーケティングの自動化をDM・配布物でも可能にしたのがCRM/MA ツール「MOTENASU」なのです。

 

■特許取得の「配布物発注システム」と「読取表示システム」

MOTENASUの「配布物発注システム」は、データベースに登録された顧客情報を基に、設定したタイミングでトリガーが発動してDMデータと宛先情報が自動抽出され、顧客一人ひとりに最適なクリエイティブを1枚から印刷できる画期的なシステムです。

 

 

さらに、このたび特許を取得した「読取表示システム」により、自動印刷・配信するDMには、顧客1人ひとり専用のQRコードをMOTENASUから発行することが可能です。配信する顧客の属性やステータスに合わせて、異なるWEBページへ誘導することもできますし、誰がアクセスしたかを個別に測定することもできるのです

 

■属性や行動履歴に応じて最適なDMを配信

特許取得の「配布物発注システム」「読取表示システム」を搭載した「MOTENASU」では、年齢や性別、お住まいのエリアといった属性はもちろん、過去の購入商品や購入時期などに合わせて、最適な内容のDMを送付することができます。

 

《例えば》

  • 商品Aを購入して2ヶ月後のお客様 →定期購入・継続購入を促すDM
  • 商品Aを購入したが商品Bを購入していないお客様 →商品Bの購入を促すDM

 

さらに、メールの開封やWEBページへのアクセスの有無、WEBページの閲覧履歴や滞在時間をもとに、関心度や購入意欲の高いお客様に絞ってアプローチをかけることも可能です。

 

《例えば》

  • メール送付後、WEBページにアクセスしたが購入に至らなかった方だけにDMを送付
  • WEBページの閲覧時間が一定基準を超えたが購入に至らなかった方だけにDMを送付

 

「MOTENASU」では、お客さまが興味を持った製品やサービスの情報を、DMだけではなくメールやLINE、SMSといった様々なメディアで配信することもできますし、購入意欲が高まっているホットな顧客には直接電話によるアプローチも効果的でしょう。

逆に、メール送付後、開封しなかった方だけにメールを再送信したり、メールを開封しない方だけにDMを送付することもできます。

 

DMには顧客1人ひとり専用のQRコードを発行することができますので、お客様の属性や行動履歴に応じて最適なWEBページへ誘導することが可能です。

 

《例えば》

  • 商品Aを購入した男性 →男性向けの商品Bのご案内/購入ページへ誘導
  • 商品Aを購入した女性 →女性向けの商品Cのご案内/購入ページへ誘導
  • 健康食品Aを購入した男性 →健康増進・活力アップといった効能訴求のページへ誘導
  • 健康食品Aを購入した女性 →美容・アンチエイジングといった効能訴求のページへ誘導

 

 

またDMについてもQRコードからのアクセスなどの効果測定が可能なため、費用対効果の検証もしやすくなるほか、「誰(どんな属性の顧客)がアクセスしたか?」という測定も可能なので、より効果の高い次の施策へ活かしていくこともできます。

 

 

DM市場規模は約2000億円とまだまだ大きなマーケットとなっており、メールに比べると手間やコストはかかりますが、形に残る物でお客様へ届けることによってエンゲージメントの強化を図ることができます。また「メール+DM」施策は、メール単体の施策と比べてより絶大な効果を持つことが分かっています。

 

特許取得の「配布物発注システム」「読取表示システム」を使った「MOTENASU」のCRM施策は、B to CからB to Bまで様々な分野での応用が期待できます。

 

 

 

■MOTENASUとは

顧客に特別感を演出する“おもてなし”の心遣いを取り入れた次世代型CRM/MA(マーケティングオートメーション)システムです。消費者行動分析に沿ってきめ細かなOne to Oneマーケティングをワンストップで提供します。どんな基幹システムでも連携させることができ、獲得したリードをクラウドで一元管理。シナリオ配信などのメールマーケティングからDM、LINE配信、SMS配信など、時代のニーズに合わせて顧客1人ひとりに最適なコミュニケーション手法を取ることができます。

 

 

 

■株式会社FIDについて

会社名   : 株式会社FID
代表者   : 代表取締役 和田 聖翔
URL     : http://www.f-i-d.jp/
主な事業内容: EC支援事業
設立    : 2011年10月
資本金   : 3,000万円
所在地   : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-26 立花新宿ビル6F