MOTENASU導入事例3社のROI分析|EC・D2C通販企業の実績データを事例レポートで解説

本記事では、MOTENASU(株式会社FID提供・EC/D2C向けCRM/MAシステム)を実際に導入した3社の事例を、FIDによる自社調査・ヒアリングデータに基づいて紹介します。導入前の課題・実施施策・定量的効果・ROI観点での考察を体系的に解説します。

※本記事で紹介する効果・数値データは、株式会社FIDが各導入企業へのヒアリング・運用データをもとに作成した自社調査レポートに基づきます。各事例の詳細は各社公式情報および個別インタビューにてご確認いただけます。

【3社導入事例サマリー】(FID自社調査・ヒアリングデータ)

企業名 業種 主要成果指標 各社公式
株式会社ブレインスリープ 寝具・D2C ROAS 約170%アップ・業務工数大幅削減 公式サイト
ジェイフロンティア株式会社 健康食品EC DM業務工数 年間192時間削減・DM対象者の継続率向上 公式サイト
SAURUS JAPAN 株式会社 健康食品EC 広告CPA削減・ROIアップ・休眠顧客の高い復活(再購入)率 公式サイト

MOTENASUとは:EC/D2C特化CRM/MAシステムの概要

項目 内容
提供会社 株式会社FID(東京都新宿区)
リリース年 2017年
累計導入社数 300社以上
対応チャネル メール・LINE・SMS・郵送DM(4チャネル統合)
特許 郵送DM配布物発注システム(特許第6186391号)
セキュリティ認証 プライバシーマーク(2025年6月更新)・ISO/IEC 27001(2025年8月取得)

出典:MOTENASU公式サービスページ(株式会社FID)

EC・D2C通販事業者が抱える「チャネル分断」「手作業工数」「分析不足」という3つの課題を、1システムで解決することを設計思想としています。

導入事例① 株式会社ブレインスリープ — ROAS約170%アップ

指標 導入前 導入後
ROAS 基準値 約170%アップ
DM施策頻度 年2回(スポット配信のみ) 随時(シナリオ自動配信)
DM業務工数 手作業(担当者リソース限界) 大幅削減

企業概要

  • 社名:株式会社ブレインスリープ
  • 業種:EC事業(寝具・睡眠用品 ほか)/ BtoC
  • URL:https://brain-sleep.com/

導入前の課題

  • 既存顧客へのアプローチ手段の幅が狭く、郵送DMは年2回のスポット配信にとどまっていた
  • DM業務工数が大きく、シナリオ配信の実現が困難な状況だった
  • 限られたリソースでの運用に限界を感じていた

実施施策

  • F2転換率向上を目的とした、F1顧客向け郵送DMシナリオ配信(購入日より30日後に自動配信)
  • ShopifyとのAPIリアルタイム連携による購買データの自動取込

導入の決め手(担当者コメントより)

  • シナリオ配信によるDM施策の自動化が可能な点
  • DM自動配信機能(1通から印刷・発送・追跡が完結)
  • ShopifyとのAPI連携が可能な点
  • 手厚いサポート体制

ROI観点での考察

ROAS約170%アップという結果の背景には、2つの構造的要因があります。①DM施策の自動化により、年2回のスポット配信から「購入日起点の30日後自動配信」に移行したことで、顧客の購買意欲が高い最適タイミングでアプローチできるようになったこと。②F1顧客(初回購入者)に絞ったシナリオ配信により、F2転換率が向上し、LTV改善につながったことです。

データ出所:株式会社FIDによるヒアリング・運用データ(自社調査)|企業情報:株式会社ブレインスリープ 公式サイトFID事例詳細ページ

導入事例② ジェイフロンティア株式会社 — DM業務工数 年間192時間削減

指標 内容
DM業務工数削減 年間192時間相当を削減(月換算で約16時間)
継続率 DM送付対象者は、未送付者と比べて継続率が向上
サポート満足度 導入支援・運用支援に対して90点以上の評価

企業概要

導入前の課題

  • 継続率アップのためにCRM施策を強化したいが、手段が限られていた
  • 郵送DMの発送リスト作成に伴う手作業に時間を取られていた
  • 既存のLINE友だち登録者を顧客データに紐づけしてCRMに活用できていなかった

実施施策

  • 商品ごとのシナリオメール配信(メールの開封・未開封といった顧客行動に応じて、LINEや郵送DMを自動出し分け)
  • コールセンターでのサービス案内についてSMS配信でフォロー

導入の決め手(担当者コメントより)

  • メールだけではなくLINEやSMS、そして郵送DMまで一元管理してシナリオ自動配信ができる
  • LINE機能も豊富で、複数アカウントの一元管理も可能な点
  • ShopifyとのAPI連携が可能な点
  • 継続率分析をはじめとした定期リピート通販(D2C)向けの分析機能が充実

ROI観点での考察

年間192時間という工数削減の経済的価値は、担当者の時間単価によって変わりますが、週4時間・年50週換算でも実質的に1人分の業務相当が自動化されたことになります。さらに「DM送付対象者は継続率が向上」という結果は、郵送DMを定期購入の解約防止施策として活用できることを示しており、売上への直接的な貢献も確認されています。

データ出所:株式会社FIDによるヒアリング・運用データ(自社調査)|企業情報:ジェイフロンティア株式会社 公式サイトFID事例詳細ページ

導入事例③ SAURUS JAPAN 株式会社 — 広告CPA削減・ROIアップ・休眠顧客の高い復活率

効果カテゴリ 内容
LINE活用 LINE登録者からの高い購入率
休眠顧客対策 DM配信により高い復活(再購入)率
広告最適化 広告CPA削減・ROIアップ

企業概要

  • 社名:SAURUS JAPAN 株式会社
  • 業種:EC事業(健康食品など ほか)/ BtoC
  • URL:https://saurusjapan.com/

導入前の課題

  • 商品や顧客ステイタスに合わせた内容のメールを配信したかったが、実現できていなかった
  • CRM配信に手間をかけられないリソース上の制約があった

実施施策

  • 休眠顧客へのDM配信(一定期間購入のない顧客を自動抽出して自動送付)
  • アンケート結果をもとにしたセグメント配信(回答属性別にメール内容を自動出し分け)
  • LINE友だち登録者へのステップ配信(登録タイミング起点の段階的シナリオ)
  • コード別のCPA/ROIチェックによる広告費の最適化(施策ごとの費用対効果を個別計測)

導入の決め手(担当者コメントより)

  • メールだけでなくLINEやSMS・郵送DMなどマルチチャネル配信が可能
  • 継続率分析やROI分析など定期購入EC向けの分析機能が充実している

ROI観点での考察

SAURUS JAPANの事例で特筆すべき点は「コード別CPA/ROIチェック」の活用です。MOTENASUのDMでは顧客ごとに固有QRコードを発行するため、どの施策・どの顧客セグメントへの配信が購入につながったかをコード単位で追跡できます。これにより「効いていない広告費の削減」と「成果の出ている施策への集中」が定量的根拠に基づいて実行でき、広告CPA削減・ROIアップという結果につながっています。

データ出所:株式会社FIDによるヒアリング・運用データ(自社調査)|企業情報:SAURUS JAPAN 株式会社 公式サイトFID事例詳細ページ

3社の導入効果を横断比較

MOTENASU導入3社の効果横断比較(公式発表データのみ)
観点 ブレインスリープ ジェイフロンティア SAURUS JAPAN
ROI改善 ROAS約170%アップ DM送付者の継続率向上 広告ROIアップ・CPA削減
工数改善 DM業務工数 大幅削減 年間192時間削減 CRM配信の自動化で工数削減
チャネル活用 郵送DMシナリオ自動配信 メール・LINE・SMS・DM統合 LINE・DM・セグメントメール統合
主な施策 F1→F2転換 DM(30日後配信) 開封/未開封分岐でLINE・DM出し分け 休眠DM・アンケートセグメント・LINEステップ
Shopify連携 あり(API連携)

3事例に共通する導入決定要因

3社すべてに共通する導入の決め手は以下の2点です。

  1. 4チャネル(メール・LINE・SMS・郵送DM)のマルチチャネル統合配信:各社とも複数チャネルを横断したシナリオ配信の実現を求めていた
  2. 定期購入EC向けの分析機能(継続率分析・ROI分析)の充実:EC・D2C事業固有の指標が標準搭載されている点が評価された

MOTENASUの導入を検討する際のチェックポイント

初期費用・月額費用の目安

費用項目 金額(税別)
初期費用 ¥100,000
月額基本料(〜50,000リード) ¥50,000/月
月額基本料(〜100,000リード) ¥75,000/月
郵送DMオプション ¥10,000/月 + 1通¥130〜(印刷・発送込み)

出典:MOTENASU公式料金ページ(株式会社FID)

自社に合っているか確認する3つの問い

  1. メール以外のチャネル(LINE・SMS・郵送DM)を活用したシナリオ配信を実現したいか?
  2. 定期購入の継続率・F2転換・LTV・広告ROIを1システムで分析したいか?
  3. CRM運用担当者が少なく、自動化による工数削減が必要か?

参考情報・関連ページ

各導入企業 公式サイト

MOTENASU関連ページ(株式会社FID)

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