LINEのビジネス活用|事例やLINE公式アカウント運用のポイント

近年では誰もがスマートフォンを所有するようになり、LINEを活用したマーケティング施策も一般的になってきました。

実際にLINEの企業アカウントからメッセージ配信や販促活動を行い、ユーザーとの関係構築を行うことで、事業の成長を実現している企業も数多くあります。

LINEのビジネス利用は、アイディア次第でさまざまな運用が可能です。本記事では、LINEをビジネスに活用した10個の事例や、運用時に押さえておきたいポイントなどを解説します。

目次

LINEをビジネス活用すべき理由

LINEをビジネス活用すべき理由には、下記の3点が挙げられます。

  • ・利用者が多くアプローチできる数が多いから
  • ・利用頻度が高く関係維持・構築に向いているから
  • ・豊富な機能があり幅広いビジネスに対応しているから

3つの理由について詳しく解説します。

利用者が多くアプローチできる数が多いから

LINEは日本国内で非常に利用者の多いツールであり、アプローチできる数が多い点が強みです。

 

LINEの公式サイトで公表されている利用者数は、月間9,200万人にものぼります。2021年12月現在、1日に1回以上利用するユーザーは85%であり、毎日LINEをチェックすることが習慣化している人は多いといえます。

 
LINEを利用する中で定期的に自社からのメッセージをチェックしてもらえれば、ユーザーへの訴求効果も高まりやすくなるでしょう。

利用頻度が高く関係維持・構築に向いているから

ユーザーの利用頻度が高いLINEは、関係維持・構築に向いているツールです。
 
顧客との信頼関係を高めるためには、こまめに接点を持ち、ユーザーに寄り添った情報を提供する姿勢が重要です。LINEはユーザーに向けて手軽に情報発信できるため、コミュニケーションツールとして活用しやすい魅力があります。
 
LINEで情報提供することにより、自社の存在を身近に感じて親近感を持ってもらえるだけでなく、「この企業は自分にとって有益な情報を発信してくれる」と感じてもらいやすくなるでしょう。

豊富な機能があり幅広いビジネスに対応しているから

LINEプラットフォームには、チャットツールやニュース、クーポン配布、チラシ配信、ポイントサイトなど、豊富な機能が用意されています。ビジネス利用に役立つさまざまな機能を活用できるため、業種・業態を問わず、幅広いビジネスをカバーできます。
 
例えば自社のECサイトで展開している新商品情報をチャット上で配信したり、飲食店であれば、LINE上から簡単に予約を取ったりする機能を提供したりすることも可能です。アイディア次第で、ユーザーの利便性を大きく高められるサービスです。

LINEをビジネス活用できるサービス一覧

LINEをビジネス活用できるサービス一覧として、下記のサービスが挙げられます。

  • ・LINE公式アカウント
  • ・LINEミニアプリ
  • ・LINEマーケットプレイス
  • ・LINEプロモーションスタンプ
  • ・LINE STAFF START
  • ・LINE広告
  • ・Talk Head View
  • ・LINEで応募(旧 LINEセールスプロモーション)
  • ・LINEチラシ
  • ・LINEポイントAD
  • ・LINE POP Media

他にも、LINE DATA SOLUTIONやLINE Payをはじめとした関連サービスが存在します。ビジネス活用できるサービスを効果的に取り入れることで、顧客満足度を大きく高めたり、自社のビジネスを効率化したりすることが可能になります。
 
ここでは、LINE公式アカウントなど、特に押さえておきたい5つのサービスについて詳しく解説します。

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは、LINEのビジネス向けアカウントのことで、さまざまな機能を活用して集客強化が可能です。元々は「LINE@」と呼ばれていたサービスですが、現在では名称が変更されて「LINE公式アカウント」に変更されました。
 
アカウント自体は無料で作成でき、「フリープラン」であれば毎月1,000通まで無料でメッセージ配信が可能です。ユーザーとの接点を持ちやすく、豊富な機能が備わっているため、これからLINE活用を考えているのであれば、最初に利用し始めたいサービスです。

LINEミニアプリ

LINEミニアプリは、多種多様な業種・業界に特化した機能がパッケージで提供されている機能です。美容室やサロンの来店予約・順番待ち、ECサイトの会員証機能、飲食店の注文機能など、さまざまな業種に必要不可欠な機能をアプリ形式で利用できます。
 
パッケージ化されているため、プログラミングなどの専門的な知識がなくても、コーディング不要ですぐに利用可能です。運用を省力化できるため、顧客満足度の向上だけでなく、業務効率化にも役立ちます。

LINEマーケットプレイス

LINEマーケットプレイスとは、LINE公式アカウントやLINEミニアプリの利便性をさらに高めるための拡張機能やパッケージを購入できるWebサイトです。
 
LINE公式アカウントやLINEミニアプリは、単体でも便利な機能が豊富に用意されていますが、LINEマーケットプレイスで提供されている機能を活用することで、さらに幅広い使い方を実現できます。公式アカウントやミニアプリを運用する中で、不足している機能が出てきたら、覗いてみると良いでしょう。

LINEプロモーションスタンプ

LINEプロモーションスタンプとは、LINEのメッセージで送受信できる「スタンプ」を配信できる機能です。ユーザーが日常的に使用するスタンプを通じて、自社のブランド力向上や、認知拡大をはかるとともに、顧客ロイヤルティの向上にもつながります。
 
また、LINEプロモーションスタンプは「友だち追加」するとダウンロードできる形式のものも多いため、友だち追加のきっかけとしても活用できます。近年では、他業種とコラボレーションしたスタンプを配信する例もよくあります。

LINE STAFF START

LINE STAFF STARTは、LINE公式アカウントを店舗スタッフが運用し、ユーザーと直にチャットをやり取りできる機能です。個別の担当顧客を持つ業種・業態で、LINEを通した顧客対応が必要な場面などに役立ちます。

スタッフ別にLINEを個別管理できるため、個別の売上を可視化できる点もメリットのひとつです。売上がなかなか上がらないスタッフのやり取りを検証することで、対応品質向上が期待できます。

LINEのビジネス活用はまず「LINE公式アカウント」から

LINEのビジネス活用なら、まずは「LINE公式アカウント」の作成から始めると良いでしょう。LINE公式アカウントが顧客との接点になるため、LINE活用を始める際は、最初にLINE公式アカウントに登録することをおすすめします。
 
前述のミニアプリやマーケットプレイス、プロモーションスタンプなども、LINE公式アカウントがあって初めて活躍します。ここでは、LINE公式アカウントでできること一覧や、料金プラン、実際にアカウントを作成する方法などについて解説します。

LINE公式アカウントでできること一覧

LINE公式アカウントでは、さまざまな機能を活用できます。主な機能は、下記のとおりです。

  • ・メッセージ配信
  • ・LINEチャット
  • ・販促機能
  • ・LINEコール
  • ・友だち追加広告
  • ・応答メッセージ
  • ・レポート機能

メッセージ配信とは、自社が主体となって、「友だち」に追加されているユーザーへメッセージを配信する機能です。LINEチャットを活用すると、ユーザーと1対1でチャット形式のコミュニケーションを図れます。
 
販促機能では、クーポン配信やデジタルポイントカードの作成が可能です。他にも、ユーザーからLINE公式アカウントに無料通話ができる「LINEコール」や、「友だち追加」を促すための広告配信機能、特定のキーワードに反応して自動応答を行う「応答メッセージ機能」なども便利です。ユーザーの反応は、「レポート機能」から確認できます。
 
各機能を活用して事業の成長につなげた具体的な事例は、後ほど紹介します。

LINE公式アカウントの料金プラン

LINE公式アカウントの料金プランは、フリープラン、ライトプラン、スタンダードプランの3種類あります。
詳しいプランの内容は、下記のとおりです。
 

フリープラン ライトプラン スタンダードプラン
月額料金 無料 5,000円 15,000円
無料メッセージ通数 1,000通 15,000通 45,000通
追加メッセージ料金 不可 5円 ~3円(配信数で変動)

 
毎月の配信メッセージが1,000通以内の小規模な事業者であれば、フリープランで使い続けることも可能です。最初はフリープランからスタートして、事業規模が拡大してきたらライトプランやスタンダードプランにアップグレードするのも方法のひとつです。
 
配信するメッセージ数が多い大規模事業者の場合は、スタンダートプランを契約すると、45,000通を超えた分のメッセージに対して、割引料金が適用されます。

LINE公式アカウントの作成方法

LINE公式アカウントの作成方法は、下記の3ステップです。

  • 1.LINEビジネスIDの作成・ログイン
  • 2.LINE公式アカウントの登録
  • 3.管理画面にログイン

まずは「アカウントを作成」画面から、「LINE Business ID」を新規登録します。LINEアカウントもしくはビジネスアカウントを連携できますが、個人でビジネスを行う場合以外は、ビジネスアカウントを連携すると良いでしょう。
 
認証済みアカウント申請を行うと、「認証済みアカウント」としてLINE公式アカウントを運用できます。認証済みマークが付与されていることで、偽物でないことを確認でき、ユーザーに安心感を与えられます。

アカウント作成が完了すると、管理画面にログインした状態になります。

LINEのビジネス活用事例集

ここからは、LINEによる具体的なビジネス活用事例を紹介します。メッセージ配信やショップカードの活用、ステップ配信や自動応答など、さまざまな活用方法を紹介しますので、これからLINEをビジネス利用する予定の方は、ぜひ参考にしてください。

事前・リマインドのメッセージ配信で売上増

菓子類、麺類、健康食品など自社ブランド商品の製造・販売や、他社ブランドの企画・開発を手掛ける有限会社味源では、LINEの事前告知機能とリマインド配信を活用し、メッセージ配信経由の売上を5倍にまで増加させることに成功しました。
 
これまでマーケティングツールとしてメルマガを利用していましたが、開封率、クリック率、経由売上が低下しており、代替策としてLINEを導入しています。
 
セール前日に事前告知を行うとともに、セール当日の午前にはクーポンを配信し、当日午後にはセールを開催している旨をリマインド配信する運用を実施することで、大きな成果を上げた事例です。
 
リッチメッセージではなくカードタイプメッセージを使用したところ、クリック率が2倍、メッセージ経由の売り上げが3倍を記録するという結果も出ています。
 
関連:有限会社味源の事例詳細

ショップカードで再来店の促進

初心者から上級者まで対応しているボルダリング・クライミングジムの「Rec’s代々木」では、初回来店後のリピート率を高めるために、LINEのショップカード機能を活用しています。
 
元々、同社では「1度来店した後、なかなかリピートしてもらえない」という悩みを抱えていました。そこで、「2か月間で5回来店すると次回は無料になる」という特典を設けて、QRコードを読み込んでもらうことでLINEのショップカードにポイントを貯めてもらい、リピート率の向上を促す施策を実行しました。
 
友だち追加を促進するために、店内のどこにいてもLINE公式アカウントのPOPが視界に入るような工夫も行うことで、効率的に会員を増やし、お客さまの再来店に具体的な成果を感じています。
 
関連:Rec’s代々木の事例詳細

クーポン配布でLINE友だち数の増加とコスト削減

大阪市内に7店舗の小売店を展開するエンド商事株式会社では、店内告知とクーポン機能をうまく活用して、LINE友だち数8,000人超を獲得しています。これにより、特売情報を幅広い顧客に届けられるようになりました。
 
また、紙のクーポンとLINEクーポンを同時配信して利用率を比較したところ、ほとんど同じ比率であることが判明しました。そのため、月半ばと月末の2回配布していた折込チラシを1回のみとして紙とデジタルのクーポンを併用し、印刷コストの削減にも成功しています。
 
情報発信の手段が増えたことによって、より効果的に顧客へ最新情報を伝えられるようになり、「お客さんが店舗に来なくても、伝えたいメッセージを届けられる」というメリットを実感しています。
 
関連:エンド商事株式会社の事例詳細

チャットとLINEコールでの顧客対応

「お部屋探しのハートサポート」を運営する株式会社縁蔵ホールディングスでは、申込から入居までの一連の手続きをLINEで完結できるサービスが好評を博しています。2020年1~7月までの間に、LINE経由の問い合わせから成約した件数は、30~40件にものぼりました。

お部屋探しのハートサポートは初期費用の安さがアピールポイントですが、この初期費用の安さは、LINE公式アカウントの活用によって広告・宣伝費用を圧縮することで実現しています。
 
また、賃貸借契約では、入居に関して重要事項を説明する義務がありますが、この重要事項説明をLINEアプリのビデオ機能で行う「IT重説」を採用しています。これによって、スタッフと利用者が直接顔を合わせることなく契約を完了させることが可能です。
 
関連:株式会社縁蔵ホールディングスの事例詳細

リッチメニューでのユーザーのアクティブ化

さまざまな雇用形態の求人を紹介する株式会社リクルートジョブズでは、LINEの「リッチメニュー」機能を活用して、ユーザーのアクティブ化を図る施策を展開しています。

同社では、「アルバイトの応募件数を増やしたい」という課題を抱えていました。そこで、リッチメニューとリッチメッセージを組み合わせて、アルバイト検索を促進するコンテンツを設置したところ、リッチメニュー経由のタップ数が20%向上しました。
 
リッチメニューには「短期」や「平日のみOK」など多様な条件から簡単に検索条件を絞り込めるコンテンツを設置し、検索の省力化を実現しています。
 
リッチメニュー経由のタップ数が増加したことで、アルバイトへの応募件数も79%増加し、より多くの顧客に求人を紹介できるようになりました。
 
関連:株式会社リクルートジョブズの事例詳細

ステップ配信による見込み顧客の購買送信

医療クリニックの開業・運営支援やマーケティング戦略の立案を行う株式会社IDEAでは、LINEの「ステップ配信機能」を活用することで、クリニックの予約数を従来の120%にまで増加させることに成功しました。
 
クリニックの予約受付窓口としてLINEを活用したい希望を持っており、併せて、新規のユーザー数や予約数を増加させたいと考えていた同社では、LINE公式アカウントを解説して予約受付用のチャットボットを設置しています。
 
また、新たな友だち追加を促すために「友だち追加広告」を配信し、友だち追加されたユーザーには、ステップ配信を活用して手厚いフォロー体制を構築することで、予約件数アップを実現しています。
 
関連:株式会社IDEAの事例詳細

自動応答による問い合わせ対応工数の削減

フェイシャルエステや脱毛サービスを提供するビューティー サロン Be+では、LINE公式アカウントで自動応答機能を活用し、顧客対応の効率化を図っています。
 
顧客からの「LINEで予約したい」というニーズに応える形で2017年にLINE公式アカウントを開設して以来、問い合わせ対応やキャンペーン情報の提供など、業務上のさまざまな場面でLINEを活用しています。
 
例えば手が離せないときに自動応答で店舗の地図を案内したり、駐車場の位置情報を送信したりすることで、高い顧客満足度の維持が可能です。サロンへ出勤しているのは1名が多く、ワンオペにならざるを得ない状況も少なくない中で、250人以上のリピーターを獲得しています。
 
関連:ビューティー サロン Be+の事例詳細

オーディエンス配信でセグメントを絞ってメッセージ配信

ライフスタイルコスメティックブランドの「L’OCCITANE(ロクシタン)」を手がけるロクシタンジャポン株式会社では、LINEの「オーディエンス配信」を活用し、セグメント配信経由のEC売上を5倍以上に成長させています。
 
同社では、デジタル会員証を発行してユーザーデータを収集し、CRMの基盤構築を図りたいと考えていました。また、オンラインのコミュニケーションを活性化し、ECの売上も拡大したいという希望から、セグメント別の訴求メッセージを配信しています。
 
2020年7月時点で、デジタル会員数は100万人に到達する見込みです。セグメント配信を行うことで、ユーザーが本当に興味を持っている情報を配信できるようになり、訴求効果が高まったことでECの販売を大きく促進しています。
 

関連:ロクシタンジャポン株式会社の事例詳細

分析でメッセージ内容や流入経路の最適化など実現

信販会社の三井住友カード株式会社では、LINEのクロスターゲティングを活用してデータ分析を行い、カードお申込み後利用率を1.5倍にまで引き上げることに成功しています。
 
クレジットカード発行率を向上させることは重要ですが、発行後に利用してもらえなければ、売上にはつながりません。したがって、カードを長期的・継続的に使ってもらえる顧客を育てることが、同社の課題となっていました。
 
そこで、LINE公式アカウントをはじめとした、LINEの関連サービスで取得したデータを横断して分析できる「クロスターゲティング」を活用し、メッセージ内容や流入経路の最適化を実現しています。分析の結果、ロイヤルティが高いと考えられる顧客に絞り込んでメッセージ配信を行うことで、よりカードを使ってもらえる可能性が高い顧客へアプローチが可能になりました。
 
関連:三井住友カード株式会社の事例詳細

友だち追加の広告配信でリスト獲得

1855年に創業した清酒販売の老舗である白瀧酒造株式会社では、友だち追加の広告配信によって、LINEの本格運用を開始してからわずか1年半で2万6,000人の友だちを獲得しました。広告配信によって増加した友だちは9,000人で、高い広告効果を実感しています。
 
同社では、通販事業やリアルイベントを契機にユーザーとの接点を維持するためのツールを導入したいと考えており、その目的を達成するためにLINEを導入しています。
 
社会情勢の変化によってオフラインでの顧客との接点が減少したことから、「友だち追加広告」を配信して、オンライン上で顧客との接点を持つための施策を展開したところ、高コストパフォーマンスで友だちを獲得でき、自動応答メッセージを活用したキャンペーンに役立っています。
 
関連:白瀧酒造株式会社の事例詳細

LINEのビジネス活用のポイント

LINEのビジネス活用を成功させるためには、目指す成果と手順を明確にするとともに、LINE以外のチャネルと組み合わせて運用することが大切です。また、CRM/MAツールを活用すると、より高度な運用を実現できます。

LINEで目指す成果と手順を明確にする

LINEにはさまざまな機能が備わっているため、やみくもに運用しようとしても、筋道が立たず、コストだけがかかってしまいます。まずは「LINEを活用して何を達成したいのか」を明確にした上で、最終的に実現したい成果を定めましょう。
 
目標に応じて、利用すべき機能も大きく異なります。実現したい成果が明確になれば、どのような手順でLINEを運用すべきかの筋道が立ち、効率的なLINE運用が可能になります。

LINE以外のチャネルと組み合わせて運用する

LINE以外のさまざまなチャネルと組み合わせて運用することも、効果を高めるためには重要です。LINEはメールやSMSとも異なる特徴を持つため、各チャネルの特徴に合わせて、タイミングに応じた使い分けを行うことが求められます。
 
例えばECサイトの会員情報としてメールアドレスを収集しているなら、LINEに友だち追加されていないユーザーにメルマガを送信することで、より広い顧客層をカバーできるでしょう。中にはLINEのようなチャットツールを利用していない層もいるため、そのような層にはSMSで販促するなど、複数のチャネルを組み合わせることで、訴求力が高まります。

CRM/MAツールでより高度な運用を

LINE公式アカウントは利便性の高いツールですが、メールやSMSなどと連携することで、より高い効果を発揮します。CRM/MAツールを活用して複数のチャネルを統合的に運用できれば、より手軽に高い成果を出せる可能性が高まります。
 
CRM/MAツールの導入なら、オンオフ融合マーケティングを実現できる「MOTENASU」がおすすめです。

MOTENASUを活用すると、以下のようなことが可能になります。

  • 1 基幹システムと連携したLINE運用ができる
  • 2 各種のデータを統合管理・分析できる
  • 3 LINE以外のチャネルでの配信も一括管理できる
  • 4 CVRを向上させる多彩なシナリオ自動配信ができる

顧客の属性や興味・関心に合わせた効果的なシナリオを自動配信することで、一人ひとりに合わせた効果的な訴求ができるだけでなく、運用の手間も削減できます。
 

【シナリオの自動配信例】

  • ・ECサイトで商品Aを購入した顧客に購入のお礼メッセージを配信
  • ・Webサイトの特定のページにアクセスした顧客にクーポンを配信
  • ・キャンペーンページから流入した顧客だけに特別なメッセージを配信

また、MOTENASUは複数LINEアカウントの一元管理にも対応しているため、店舗別やブランド別など複数のアカウントを所有する場合でも何度もログインし直す必要がなく、効率的な運用が可能です。
 
【複数LINEアカウントの運用例】

  • ・ブランドAのお友だちと企業アカウントのお友だちを対象にメッセージ配信
  • ・企業アカウントのお友だちだけにメッセージ配信
  • ・A店とB店のお友達だけにメッセージ配信

配信対象を絞り込むことで、顧客のニーズに合わせて訴求効果の高いメッセージを配信できます。

すでにLINE公式アカウントを活用されている方も、これからLINE公式アカウントの運用をお考えの方も、「MOTENASU」を活用することで、ワンランク上の運用が可能になります。ぜひ併せて導入をご検討ください。
 

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まとめ

日本国内に利用者が多いLINEは、ビジネス利用に大きなメリットがあるツールです。こまめなコミュニケーションで関係構築・維持を図り、ユーザーからの信頼向上やブランド力強化を実現しましょう。
 
LINEのビジネス利用を成功させるためには、成果と手順を明確に設定し、LINE以外のチャネルとも連携しながら施策を展開することが重要です。CRM/MAツールを活用することでより高度な運用が可能になります。
 
ツールの導入をお考えなら、ぜひMOTENASUをご活用ください。
 
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