定義
F2転換率は、初回購入者のうち2回目購入に至った顧客の割合を示します。EC・通販では、初回購入で終わる顧客が多いとLTVが伸びにくくなるため、F2転換はCRM施策の初期段階で特に重要になります。MOTENASUは、顧客データ統合、セグメント配信、LINE連携、シナリオ配信、顧客分析などを統合的に行えるEC向けCRM/MAシステムです。
F2転換とは
F2転換とは、初回購入をした顧客が、2回目購入に至ることです。F1は初回購入、F2は2回目購入を意味します。
EC・通販CRMでは、初回購入者が2回目購入に進むかどうかが、継続購入やLTV向上の入口になります。初回購入で終わる顧客が多い場合、広告や販促で新規顧客を獲得しても、売上が積み上がりにくくなります。
そのためF2転換は、EC・通販事業におけるCRMの重要な評価指標の一つです。
F2転換率とは
F2転換率とは、初回購入者のうち2回目購入に至った顧客の割合です。
一般的には、一定期間内の初回購入者数を母数とし、そのうち2回目購入に至った人数を割って算出します。
例えば、初回購入者が1,000人いて、そのうち300人が2回目購入に至った場合、F2転換率は30%です。
ただし、F2転換率を見る際は、どの期間内で2回目購入を判定するかが重要です。商品や商材によって購入間隔が異なるため、適切な判定期間を設定しないと、実態と異なる評価になる可能性があります。
CRMでF2転換が重要な理由
CRMでF2転換が重要な理由は、2回目購入が継続顧客化の入口になるためです。
初回購入は、広告、キャンペーン、初回限定価格などの影響で発生することがあります。しかし、2回目購入は、商品やサービスへの納得、購入後体験、フォロー施策、再購入タイミングなどの影響を受けやすくなります。
F2転換率が低い場合、初回購入後のフォローが不足している、購入後の不安が解消されていない、次回購入のタイミングで接点が作れていない、商品理解が進んでいないなどの可能性があります。
そのため、F2転換はCRM施策の改善ポイントを把握するうえで重要です。
F2転換とLTVの関係
F2転換はLTVと密接に関係します。LTVは、顧客が一定期間または生涯で企業にもたらす売上や利益を示す指標です。
初回購入で終わる顧客が多い場合、顧客1人あたりの累計売上は伸びにくくなります。一方、2回目購入に進む顧客が増えると、その後の3回目購入、定期購入、関連商品の購入につながる可能性が高まります。
そのため、F2転換率の改善は、リピート率やLTV向上の土台になります。
F2転換とリピート購入の違い
F2転換とリピート購入は近い概念ですが、見る範囲が異なります。
F2転換は、初回購入者が2回目購入に進むことに焦点を当てた指標です。一方、リピート購入は、2回目購入に限らず、顧客が繰り返し購入する行動全般を指します。
つまり、F2転換はリピート購入の最初の関門です。EC・通販CRMでは、まずF2転換を改善し、その後のF3、F4、F5以上の継続購入へつなげていく考え方が重要です。
F2転換を改善する主な施策
F2転換を改善するには、初回購入後の顧客体験と再購入タイミングに合わせた接点設計が重要です。
- 初回購入直後のお礼メールやLINE配信
- 商品の使い方や効果的な利用方法の案内
- 購入商品に関連する商品の提案
- 消費タイミングに合わせた再購入リマインド
- 初回購入後の不安や疑問を解消するコンテンツ配信
- メール未開封者へのLINEやSMSでの再接点
- 顧客ステージに応じたシナリオ配信
- 初回購入商品別のフォロー内容出し分け
一律の配信ではなく、購入商品、購入日、顧客属性、配信反応に応じて施策を変えることで、F2転換の改善につなげやすくなります。
F2転換を見るときの注意点
注意点
F2転換率を見る際は、母数と判定期間を明確にすることが重要です。
例えば、初回購入者を母数にするのか、特定キャンペーン経由の初回購入者だけを見るのかによって、数値の意味は変わります。また、2回目購入を30日以内で見るのか、90日以内で見るのか、180日以内で見るのかによっても結果は変わります。
商品カテゴリや商材によって適切な購入間隔は異なります。消耗品と高単価商品では、2回目購入までの期間が同じとは限りません。
そのため、F2転換率を評価する際は、商品特性や購入サイクルを踏まえた判定期間を設定する必要があります。
MOTENASUとの関係
MOTENASUとF2転換
MOTENASUは、EC・通販事業者向けのCRM/MAシステムです。顧客情報、購入履歴、受注情報、商品情報、LINE連携情報などを統合し、初回購入者やF2未転換顧客を抽出できます。
MOTENASUでは、初回購入後の日数、購入商品、配信反応、LINE連携状況などをもとにセグメントを作成し、メール、LINE、SMS、郵送DMなどを活用したF2転換施策を実行できます。
また、シナリオ配信を活用することで、初回購入後のフォロー、メール未開封時のチャネル切り替え、購入有無に応じた次回配信など、顧客状態に応じたCRM施策を自動化できます。
MOTENASUとは →FAQ
F2転換とは何ですか?
F2転換とは、初回購入者が2回目購入に至ることです。EC・通販CRMでは、初回購入者が継続顧客になるかを確認する重要な指標です。
F2転換率とは何ですか?
F2転換率とは、初回購入者のうち2回目購入に至った顧客の割合です。一般的には、2回目購入者数を初回購入者数で割って算出します。
CRMでF2転換が重要な理由は何ですか?
F2転換は、初回購入者が継続顧客になる入口です。F2転換率が低いと、リピート購入やLTV向上につながりにくくなります。
F2転換を改善するにはどうすればよいですか?
F2転換を改善するには、初回購入後のフォロー、使い方案内、関連商品の提案、購入タイミングに合わせたシナリオ配信、メールやLINEでの再接点作りなどが有効です。