マルチチャネル MOTENASU 用語集

クロスチャネルとは|意味・マルチチャネルやオムニチャネルとの違いを解説

クロスチャネルとは、メール、LINE、SMS、郵送DM、Webなど複数のチャネルを個別に使うだけでなく、顧客状態や反応に応じて連携させるマーケティングの考え方です。メール未開封者にLINEを送る、LINE未反応者にSMSを送るなど、チャネルを横断したシナリオ設計に活用されます。

クロスチャネルとは

クロスチャネルとは、複数のチャネルを連携させ、顧客の状態や行動、反応に応じて接点を切り替えるマーケティングの考え方です。

例えば、最初にメールを送り、開封しなかった顧客にはLINEで再案内し、LINEでも反応がなければSMSで重要なリマインドを送り、それでも反応がない休眠顧客には郵送DMを送る、といった流れがクロスチャネル施策にあたります。

クロスチャネルは、マルチチャネルマーケティングにおける重要な考え方です。単に複数のチャネルを持つだけではなく、メール未開封ならLINE、LINE未反応ならSMS、デジタル未反応なら郵送DM、といったようにチャネル同士をつなげて施策を設計します。

EC・通販のCRMでは、クロスチャネル設計によって、顧客ごとの反応や接点に応じたコミュニケーションを行いやすくなります。

マルチチャネルとの違い

クロスチャネルとマルチチャネルは混同されやすい言葉ですが、意味が異なります。

マルチチャネルとは、メール、LINE、SMS、郵送DM、Web、店舗など、複数のチャネルを持っている状態を指します。

一方、クロスチャネルは、それらの複数チャネルを顧客状態や反応に応じて連携させる考え方です。単に複数チャネルを使うだけでなく、メール未開封ならLINE、LINE未反応ならSMS、デジタル未反応なら郵送DM、といったようにチャネルを横断して設計します。

整理すると、マルチチャネルは「複数のチャネルがある状態」、クロスチャネルは「複数のチャネルを連携して使う状態」です。

オムニチャネルとの違い

クロスチャネルとオムニチャネルも混同されやすい言葉ですが、目指す範囲が異なります。

クロスチャネルは、複数チャネルを連携させてマーケティング施策を行う考え方です。メール、LINE、SMS、郵送DMなどを顧客の反応に応じて切り替えます。

一方、オムニチャネルは、顧客がどのチャネルを使っても一貫した体験を得られる状態を目指す考え方です。EC、店舗、アプリ、コールセンター、LINE、メールなどの体験を統合し、チャネルをまたいでも違和感のない顧客体験を設計します。

整理すると、クロスチャネルは「チャネルを連携して施策を行うこと」、オムニチャネルは「チャネルをまたいでも一貫した顧客体験を提供すること」です。

シナリオ配信との違い

クロスチャネルとシナリオ配信は、CRM施策で組み合わせて使われます。

シナリオ配信とは、顧客の状態や行動に応じて、あらかじめ設計した流れに沿って配信を行う仕組みです。

クロスチャネルは、そのシナリオの中で複数チャネルを連携させる考え方です。例えば、購入後3日目にメール、未開封ならLINE、未クリックならSMS、一定期間未購入なら郵送DMという流れは、クロスチャネル型のシナリオ配信です。

整理すると、シナリオ配信は「配信の流れを自動化する仕組み」、クロスチャネルは「その流れの中でチャネルを横断して使う考え方」です。

クロスチャネルで使われる主なチャネル

クロスチャネルでは、各チャネルの特性を理解したうえで役割を分けます。

  • メールマーケティング:詳しい説明、購入後フォロー、読み物コンテンツに向いている
  • LINE CRM:スマートフォン上での即時性や反応獲得に向いている
  • SMSマーケティング:重要通知、短いリマインド、LINE未連携顧客への案内に向いている
  • 郵送DM:デジタル未反応顧客、休眠顧客、手元に残る案内に向いている
  • Web・LP:各チャネルからの遷移先として商品説明や申し込みを受ける
  • 店舗・コールセンター:オフライン接点や個別相談の受け皿になる

クロスチャネルでは、それぞれのチャネルを単独で考えるのではなく、顧客がどの接点で反応しやすいかを踏まえて組み合わせます。

CRMでのクロスチャネルの活用

CRMでは、クロスチャネルを使って顧客反応に応じた接点を設計できます。

  • メール未開封者にLINEで再案内する
  • LINE未反応者にSMSで重要案内を送る
  • SMSクリック者を専用LPへ誘導する
  • デジタル配信に反応しない休眠顧客に郵送DMを送る
  • 郵送DMのQRアクセス後にメールやLINEでフォローする
  • 購入者には以降の販促配信を停止し、購入後フォローに切り替える
  • F2未転換顧客にメール、LINE、SMSを段階的に使う
  • 優良顧客にはメールと郵送DMを組み合わせて限定案内を送る
  • LINE未連携顧客にSMSでLINE連携を促す
  • 顧客ステージごとに使うチャネルを変える

クロスチャネルは、顧客ごとの反応や状態に応じて、次に最適な接点を作るための設計です。

EC・通販におけるクロスチャネルの活用

EC・通販では、クロスチャネルはリピート促進や休眠防止に活用できます。

例えば、初回購入後にメールで使い方を案内し、メールを開封しなかった顧客にはLINEで再案内し、一定期間購入がなければSMSでリマインドし、それでも反応がなければ郵送DMで復活施策を行う、といった流れが考えられます。

また、購入商品別にメール内容を変え、LINEクリックの有無で次回配信を分岐し、購入に至った顧客はフォローシナリオへ移す、といった設計も可能です。

EC・通販では、顧客ステージ、購入間隔、配信反応、LINE連携状況、休眠状態をもとに、チャネルを横断して接点を設計することが重要です。

クロスチャネルを行うときの注意点

クロスチャネルでは、チャネルを増やしすぎるだけでは成果につながりません。

同じ内容をメール、LINE、SMS、郵送DMで連続して送ると、顧客にとって過剰な接触になる場合があります。チャネルごとの役割、配信頻度、停止条件、購入後の除外条件を設計する必要があります。

また、顧客データが統合されていないと、メールでは未反応でもLINEでは反応している顧客を見落としたり、購入済み顧客に販促を続けたりする可能性があります。

クロスチャネル施策では、顧客ID、購買履歴、配信反応、LINE連携情報、配信可否を統合し、顧客単位で状態を把握できることが重要です。

MOTENASUとの関係

MOTENASUとクロスチャネル

MOTENASUは、EC・通販事業者向けのCRM/MAシステムです。顧客情報、購入履歴、受注情報、商品情報、LINE連携情報、配信反応などを統合し、クロスチャネル施策に活用できます。

MOTENASUでは、メール、LINE、SMS、郵送DMを組み合わせ、顧客状態や反応に応じて配信チャネルを切り替えるシナリオを設計できます。

例えば、メール未開封者にはLINEで再案内し、LINE未反応者にはSMSを送り、一定期間購入がない顧客には郵送DMを送る、といったチャネル横断の施策を設計できます。

また、顧客ステージ、購入履歴、配信反応、LINE連携状況などをもとに、F2転換、リピート促進、休眠防止、休眠復活、LTV向上に向けたクロスチャネルのCRM施策を行いやすくなります。

→ MOTENASUとは

FAQ

クロスチャネルとは何ですか?

クロスチャネルとは、メール、LINE、SMS、郵送DM、Webなど複数のチャネルを個別に使うだけでなく、顧客状態や反応に応じて連携させるマーケティングの考え方です。

クロスチャネルとマルチチャネルの違いは何ですか?

マルチチャネルは複数のチャネルを持つことを指します。クロスチャネルは、それらのチャネルを顧客状態や反応に応じて連携させることを指します。

クロスチャネルとオムニチャネルの違いは何ですか?

クロスチャネルは複数チャネルを連携させて施策を行う考え方です。オムニチャネルは、顧客がどのチャネルを使っても一貫した体験を得られる状態を目指す考え方です。

クロスチャネルはCRMでどのように活用できますか?

クロスチャネルは、メール未開封者にLINEを送る、LINE未反応者にSMSを送る、デジタル配信に反応しない顧客に郵送DMを送るなど、顧客反応に応じたチャネル切り替えに活用できます。

MOTENASUでクロスチャネルはどのように活用できますか?

MOTENASUでは、顧客情報、購買履歴、LINE連携情報、配信反応などをもとに、メール、LINE、SMS、郵送DMを組み合わせたクロスチャネルのセグメント配信やシナリオ配信に活用できます。